英語版Webサイトをつくる意味と意義 〜翻訳者から見た『中小企業Webサイト英語化戦略』〜 

いま、なぜ「英語版Webサイト」なのか

インバウンドの流れがますます加速しています。観光客だけでなく、中長期在留外国人も358万8956人(令和6年6月末時点、出入国管理庁調べ)となっており、日本で暮らす外国人も増加しています。 

つまり、インバウンドはこれまでのように観光関連産業の企業だけの関心事ではなく、日本に暮らす外国人に提供できる製品やサービスを持つほぼすべての企業にとって売上・利益増加のカギを握る重要な戦略になったのです。 

加えて、2021年10月には1ドル105円程度だった為替は2025年10月現在において1ドル152円程度となっており、ざっくり言うと外国人の購買力は1.5倍になっている状況です。 

英語版Webサイトが「第一歩」である理由

では、どうすれば外国人需要を取り入れることができるのか? 

その答えは「英語版Webサイトの構築」が第一歩です。 

その理由を翻訳者目線でお伝えしていきます。 

理由1 自社サイトを外国人に魅力を「伝える」営業マンにできる 

近年精度の向上が著しい生成AIによる翻訳・通訳も完璧な意思疎通を実現できていると言える状態であるとは言えません。 

一方で日本企業側も意識改革が必要な分野が「外国語でのコミュニケーション」です。 

接客英会話はもちろんですが、まずは企業の顔であるWebサイトを英語で作り上げることで、外国人がアクセスしてきても24時間365日稼働する英語に堪能な営業マンを手に入れることと同じ効果が得られます。 

経営者の方から従業員の方まで、外国人とのコミュニケーションでは自社サイトをご案内することができれば、いざという時の英語版自社サイトが存在すれば、まずは外国人対応で間違うことはなくなります。 

理由2 インバウンド戦略の起点 

英語版のWebサイトを構築することは一朝一夕にできるものではありません。トラクリ8が「伴走型支援」をモットーとしているのは、インバウンド戦略を成功に導くまでにある程度長い期間を要することを理解しているからです。 

たとえば、既にある日本語の自社サイトを生成AIツールで英語化したとしても、「そもそも日本人の感性や文化・習慣に合わせて作られたテキストやデザインが外国人に理解されるのか」という点の見直しが不可欠です。 

この面倒くさい、だけれども価値あるこの「言葉の見直し」という重要な工程を経る理由は、「自社製品・サービスの魅力を再発見する」ことができるからです。そしてそれは必ず「これまで無意識で理解していた自社製品・サービスの言語化」につながります。 

それが経営者の方、従業員の方が使う「これまで以上に伝わる・届く・響く言葉」になり、結果としてインバウンド戦略の成功だけでなく、国内需要の深堀に結び付くからです。 

理由3 「次の一手」の明確化 

英語版Webサイトを構築すれば、トラクリ8では様々な指標からアクセス解析をし、次の一手をご提案できます。アクセスを増やすことはゴールではありません。アクセスを増やし、サイト滞在時間を増やし、お問い合わせ件数を増やし、見積もり件数を増やし、受注を増やし、売上増・利益増につながってようやく目標達成と言えます。 

トラクリ8が伴走型支援を基本戦略としているのは、こうした小さな目標をひとつひとつ達成しながら、長い時間をかけて中小企業の経営者の方や従業員の方に寄り添い共に成長できる瞬間を共有していきたいという想いがあるからです。 

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トラクリ8ではIT業界歴20年に及ぶエンジニアと翻訳業10年以上に及ぶ翻訳者が企業経営者様やウェブサイト担当者様、あるいは海外展開担当者様と共に考え、共に知恵を出して参ります。 

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